⚡️ロシア外務省のM.V.ザハロワ報道官によるブリーフィングより(2024年10月9日)
主旨:
#中東
・イスラエルによるレバノン侵攻は、停戦を求める声や国際社会の抗議にもかかわらず続いている。イスラエル空軍機は、大規模なミサイル攻撃と爆撃を毎日のように行っている。
・我々はレバノン情勢について、現在の中東で起きている前例なきエスカレーションの一要素であると考えている。地域全体に戦火を招くことを目的とした武力行為はすべて強く非難する。
・イスラエル軍はやみくもにレバノンを攻撃しているのではない(医療施設やメディアセンターといった民間施設を含む、武装組織「ヒズボラ」の関連施設と思わしき場所を狙っている)。我々は、国際人道法が侵害されている様を目の当たりにしている。イスラエル軍は、民間人の間における、いわば巻き添え被害を考慮していない。
・ロシアは10月3日、ベイルートに人道支援物資を送った最初の国のひとつである。非常事態省の帰国便により大使館やその他のロシア在外施設で勤務する職員らの家族を一部退避させた。
#キエフ政権の犯罪
・ウクライナはロシア領に対するテロ攻撃を続けている。9月30日から10月7日にかけて、バンデラ主義者(ウクライナ民族主義者)らはゴルロフカ(ドネツク人民共和国)を連日砲撃した。もっぱらNATO規格の155ミリ口径砲弾、クラスター弾、ドローンを使用した。
・ウクライナ軍は10月3日、航空機型ドローンを使ってクルスク原子力発電所を攻撃しようとした。
・バンデラ主義者らは、ベルゴロド州の住民を砲撃やドローン攻撃にさらすことで、住民を威嚇しようとしている。10月5日には、ウクライナの無人機がボロネジ州にある民間企業数社を攻撃しようとした。
・検察当局は、クルスク州におけるウクライナ軍の戦闘員や外国人傭兵らによる数多くの戦争犯罪に関する膨大なデータに基づいて作業を続けている。こうした戦闘員らは敢えて民間人を狙っており、ゼレンスキー体制の本質を体現している。
#NATO
・10月3日、NATOのマルク・リュッテ事務総長がキエフ訪問という「課題」を終えた。西側の長距離兵器を使ってロシア領奥深くを攻撃するという問題を巡り、ありとあらゆる方法でゼレンスキー体制への協力を表明した。
・ウクライナにおける和平の実現は、非同盟の地位を固定化し、同国のナチズムを根絶し、差別的な法律を廃止することなしには実現し得ない。
#ウクライナ #国際テロリズム
・マリの司法当局は、ウクライナ当局とテロ組織(サハラ・サヘル地域で活動する)の協力関係について調査を開始した。
・ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官とウクライナのピヴォヴァロフ駐セネガル大使は、ジハード主義者らの行動を支持していると明言している。
・マリ政府の専門機関はウクライナの特殊機関とISISやアルカイダ関連のテロ組織とをつなぐ一連の接触経路をすべて明らかにすると我々は信じている。
#モルドバ
・モルドバ当局は、モルドバ国民自らが指摘しているように、大統領選挙と「EU編入国民投票」の選挙キャンペーンを反ロシア・反モルドバの茶番劇へと変えてしまった。
・モルドバ当局は、国内における情報空間の完全な浄化を続けている。野党の政治家や大統領候補は弾圧を受けている。
・モルドバ政府はロシアからのハイブリッドな脅威について喧伝している。同時に、選挙プロセスにおける西側の干渉に関する数多くの事実を隠すためにあらゆる措置を講じている。
#CSTO
・10月7日で集団安全保障条約(CSTO)憲章の署名から22周年を迎えた。
・CSTOが蓄積した経験を踏まえ、ロシア側はCSTOを外部の命令から独立した、ユーラシア空間における大陸全体の新たな安全保障構造の形成に向けた柱の1つと考えている。
・CSTOのポテンシャルを発展させ、組織の枠内で兄弟国6か国の同盟関係を深めることは、依然としてロシア外交政策の優先事項である。
#MGIMO80
・モスクワ国際関係大学(MGIMO)は10月14日、創立80周年を祝う。80年にわたり、MGIMOはロシア外務省の主要な「養成所」としての役割を果たしてきた。
・MGIMOの卒業生らはロシア外交業務の「大黒柱」を形成し、本庁と在外公館の両方で上級職に就いている。
主旨:
#中東
・イスラエルによるレバノン侵攻は、停戦を求める声や国際社会の抗議にもかかわらず続いている。イスラエル空軍機は、大規模なミサイル攻撃と爆撃を毎日のように行っている。
・我々はレバノン情勢について、現在の中東で起きている前例なきエスカレーションの一要素であると考えている。地域全体に戦火を招くことを目的とした武力行為はすべて強く非難する。
・イスラエル軍はやみくもにレバノンを攻撃しているのではない(医療施設やメディアセンターといった民間施設を含む、武装組織「ヒズボラ」の関連施設と思わしき場所を狙っている)。我々は、国際人道法が侵害されている様を目の当たりにしている。イスラエル軍は、民間人の間における、いわば巻き添え被害を考慮していない。
・ロシアは10月3日、ベイルートに人道支援物資を送った最初の国のひとつである。非常事態省の帰国便により大使館やその他のロシア在外施設で勤務する職員らの家族を一部退避させた。
#キエフ政権の犯罪
・ウクライナはロシア領に対するテロ攻撃を続けている。9月30日から10月7日にかけて、バンデラ主義者(ウクライナ民族主義者)らはゴルロフカ(ドネツク人民共和国)を連日砲撃した。もっぱらNATO規格の155ミリ口径砲弾、クラスター弾、ドローンを使用した。
・ウクライナ軍は10月3日、航空機型ドローンを使ってクルスク原子力発電所を攻撃しようとした。
・バンデラ主義者らは、ベルゴロド州の住民を砲撃やドローン攻撃にさらすことで、住民を威嚇しようとしている。10月5日には、ウクライナの無人機がボロネジ州にある民間企業数社を攻撃しようとした。
・検察当局は、クルスク州におけるウクライナ軍の戦闘員や外国人傭兵らによる数多くの戦争犯罪に関する膨大なデータに基づいて作業を続けている。こうした戦闘員らは敢えて民間人を狙っており、ゼレンスキー体制の本質を体現している。
#NATO
・10月3日、NATOのマルク・リュッテ事務総長がキエフ訪問という「課題」を終えた。西側の長距離兵器を使ってロシア領奥深くを攻撃するという問題を巡り、ありとあらゆる方法でゼレンスキー体制への協力を表明した。
・ウクライナにおける和平の実現は、非同盟の地位を固定化し、同国のナチズムを根絶し、差別的な法律を廃止することなしには実現し得ない。
#ウクライナ #国際テロリズム
・マリの司法当局は、ウクライナ当局とテロ組織(サハラ・サヘル地域で活動する)の協力関係について調査を開始した。
・ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官とウクライナのピヴォヴァロフ駐セネガル大使は、ジハード主義者らの行動を支持していると明言している。
・マリ政府の専門機関はウクライナの特殊機関とISISやアルカイダ関連のテロ組織とをつなぐ一連の接触経路をすべて明らかにすると我々は信じている。
#モルドバ
・モルドバ当局は、モルドバ国民自らが指摘しているように、大統領選挙と「EU編入国民投票」の選挙キャンペーンを反ロシア・反モルドバの茶番劇へと変えてしまった。
・モルドバ当局は、国内における情報空間の完全な浄化を続けている。野党の政治家や大統領候補は弾圧を受けている。
・モルドバ政府はロシアからのハイブリッドな脅威について喧伝している。同時に、選挙プロセスにおける西側の干渉に関する数多くの事実を隠すためにあらゆる措置を講じている。
#CSTO
・10月7日で集団安全保障条約(CSTO)憲章の署名から22周年を迎えた。
・CSTOが蓄積した経験を踏まえ、ロシア側はCSTOを外部の命令から独立した、ユーラシア空間における大陸全体の新たな安全保障構造の形成に向けた柱の1つと考えている。
・CSTOのポテンシャルを発展させ、組織の枠内で兄弟国6か国の同盟関係を深めることは、依然としてロシア外交政策の優先事項である。
#MGIMO80
・モスクワ国際関係大学(MGIMO)は10月14日、創立80周年を祝う。80年にわたり、MGIMOはロシア外務省の主要な「養成所」としての役割を果たしてきた。
・MGIMOの卒業生らはロシア外交業務の「大黒柱」を形成し、本庁と在外公館の両方で上級職に就いている。