🇷🇺🇯🇵 Embassy of Russia in Japan
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🇹🇷トルコ南東部で現地時間6日未明に発生したマグニチュード7.8の地震により、同国と🇸🇾 隣国シリア両国では多数の死者が出ている。

✍️地震の報道を受け、ロシアのプーチン大統領はエルドアン、アサド両大統領に哀悼の意を示すとともに、ロシアからの緊急援助を申し出ている。

⚡️🇷🇺#ロシア 国防省は #シリア に向け、大地震による被災の緊急復興支援を行うため、シリアに向けて現在、2機IL-76の発進を準備中。
▶️https://sputniknews.jp/20230206/m78-14832262.html
⚡️ロシア外務省のM.V.ザハロワ報道官によるブリーフィングより(2024年12月4日)

• 大臣の日程
• ウクライナ当局による犯罪
• シリア情勢
• 韓国情勢
• グルジア情勢
• ユネスコ事務局長の報告書案に関してロシアメディアが行った訴えについて
• 傭兵行為に関するイタリアのダブルスタンダード
• 写真展「我々は糾弾する」

***
#ウクライナ

ロシアに対するおとぎ話染みた「勝利」という名のもとに、退任するバイデン大統領の政権とヨーロッパの「タカ派」(実際には「瀕死の鶏」)はさらなるエスカレーションに賭け、アメリカの新たな大統領が就任する前に可能な限りゼレンスキー体制に武器を供与し、これによって2025年も敵対行為の継続を確実に保証しようとしている。<...>

ゼレンスキー氏はあてにならない人物ではあるが、この男はどんな交渉も想像できないという発言を行っており、こうした声明を我々は毎日のように耳にしている。そして、NATOのM.ルッテ事務総長は、こうした供与が交渉においてゼレンスキー体制の立場を強化するためにおそらく必要であると述べている。NATO加盟国や西側諸国はいずれも窓の外ぐらいは見るのだろうか。前任者や同盟国が2日前に「NATO問題」について何を言ったか理解しているのだろうか。どのような発言や決定を下したのだろうか。これではただの不協和音である。

#シリア

シリア北西部イドリブの緊張緩和地帯で活動する国際テロ組織「ハイアト・タハリール・アル・シャーム」の戦闘員らは11月27日、他の武装勢力(シリア国民軍に属する組織を含む)の参加を得て大規模な攻撃を現地で開始した。

我々はこの攻撃を強く非難する。その最前線にいるのはテロリストであり、国連安保理もそのように認識している。その中には、多くの外国人戦闘員がいることに注意していただきたい。その中には、旧ソ連地域から来た人々が含まれる。明らかに、「ウクライナの痕跡」もあった。これはゼレンスキー体制の特殊部隊と「ハイアト・タハリール・アル・シャーム」の戦闘員らが進めてきた連携に関して入ってきた情報を考慮したものであり、そこにはテロ組織に対するドローンの供与や使用方法の訓練が含まれる。ウクライナのテロ政権がその犯罪経験を応用した地域はこれが最初でも最後でもない。その前にはアフリカ諸国で起きていた。今度はシリアがその舞台となったのである。

#ユネスコ

ジャーナリストの安全と不処罰の問題(2022年から2023年)に関してユネスコのO.アズレー事務局長が作成し、波紋を呼んだ問題の報告書案に関連して、我々はロシアの連邦メディアや地方メディアから膨大な数の訴えを受け取り続けている。この報告書ではゼレンスキー体制が的を絞って殺害したロシア人ジャーナリストの事実が無視されている。<...>

ユネスコ指導部のこうした破壊的で極めて偏った方針は、この特別な国連機関に対する信頼を損ない、その権威に重大な損害を与えており、O.アズレー事務局長自身は実際、ロシアに向けられた情報攻撃、真実に対する戦いに向けられた情報攻撃に加担している。ロシアのS.V.ラブロフ外務大臣がロシアで認定された世界的マジョリティーの大使らと会談した際に語った内容だが、我々はこの現状を放置しておくつもりはない。

全文を読む📄
⚡️ロシア外務省のM.V.ザハロワ報道官によるブリーフィングより(2024年12月11日)

#シリア

・我々はシリア・アラブ共和国(SAR)で起きた劇的な出来事を注意深く監視している。我々の評価は、12月8日付で発表されたロシア外務省の関連声明に記載されている。

・シリア国内に位置する全てのロシア国民、ならびに外交、軍事およびその他のロシア関連施設および代表部(ロシア企業やロシア関連団体の活動に関係する機関)の安全を確保することが我々にとっては絶対的な優先事項である。

・我々はシリア国民との連帯を表明する。ロシアは同国民との間で歴史的に友好関係を築いてきた。我々は同国民があらゆる困難を無事に乗り越えることを心から願っている。

・我々はSARの主権、統一及び領土一体性を支持するという、自らの原則的な立場を改めて表明する。

#ウクライナ

・西側は紛争の激化を期待して、(ゼレンスキー体制に)武器と資金を集中的に供与している。

・退任するバイデン大統領のチームは、ウクライナの傀儡政権が経験する苦しみを長引かせる上で、文字通りあらゆる行動を起こす用意ができている。それはウクライナを経由して資金を送り込む汚職計画を立ち上げることで西側諸国の者たち(それはウクライナに巨額資金を割り当てる決定に署名する者たちである)の私腹を肥やすことをも目的としている。

・アメリカはウクライナにいるゼレンスキー氏の面倒を見ているわけだが、この男に費やしてもよい資金の額についてはアメリカ内のコンセンサスが得られていないため、アメリカ政府は露骨な窃盗行為に踏み切る判断を下したようだ。凍結されたロシア資産からの利益を利用し、ウクライナに200億ドルの融資を行う上での条件が承認された。

・我々は国家政策のレベルにまで引き上げられたアメリカの盗賊行為と窃盗行為に直面している。アメリカ政府にウクライナのネオナチを支援する資金が残っていないことは明らかだ。どうやら、リアル・ギャングのテクニックがすぐに使用されるようだ。

・和平の達成はウクライナにとって優先事項ではない。これを仕込んだのはバイデン政権である。ホワイトハウスのバイデン政権は文字通りウクライナに対し、国際協定の不遵守、国際法の無視、そして侵略を教え込んだ。

・6月14日にV.V.プーチン大統領が策定した具体的な提案を実施することにより、ウクライナ紛争に終止符を打ち、包括的、公正かつ長期的な解決を達成することが可能となる。これには、「現場」の現実を考慮し、ロシア連邦の利益を保護し、第三国からの干渉を排除することが含まれる。

#ウクライナ当局による犯罪

・ウクライナの民族主義者らは我が国の民間人に対するテロ行為を止めていない。ゼレンスキー体制のテロ性にもはや疑いの余地はない。

・12月6日、バンデラ主義者(ウクライナ民族主義者)らがヘルソン州アリョーシキ市にある人道支援物資配布所を特攻型無人機で攻撃した結果、民間人3名が死亡、さらに3名が負傷した。

・12月8日、ゴルロフカ(#DPR)ではウクライナ軍の無人機から爆発物が投下され、民間人8名が負傷した。

・ウクライナのテロリストらはベルゴロド州の人口密集地に200発以上の砲弾と150機以上のドローンを発射した。これにより民間人12名が負傷した。

・ゼレンスキー政権によるこうした残虐行為やその他の残虐行為に関与した者はすべて特定され、法が持つ最大限の厳しさにより確実に処罰されるだろう。

#ユネスコ
#ウクライナ当局による犯罪

・(ウクライナで)破壊された記念碑はユネスコが特別文化財として保護していたものである。12月にはオデッサ中心部のA.S.プーシキン記念碑を解体する恐れが出たことから、国連難民高等弁務官事務所(UNHRC)はユネスコのアズレー事務局長に訴えを送った。

ユネスコはどうするのか。かつて権威を誇っていたこの組織は恥ずべき沈黙を徹底して維持している。この組織の任務は記念碑を保護することだが、そういうことは行わないのだ。
⚡️ロシア外務省のM.V.ザハロワ報道官によるブリーフィングより(2024年12月18日)

簡単な要約

#ウクライナ当局による犯罪

・12月17日、ロシア軍放射線・化学・生物学防護部隊の司令官I.A.キリロフ中将に対する卑劣な殺害事件が発生した。[...] 殺害した容疑者(キエフ政権が犯行声明を出している)、ウクライナ保安庁、悪魔にとりつかれたようなキエフ政権は、アングロサクソン人によって操られている道具だということは、誰もがよく理解している。

・昨日、12月17日、ウクライナのネオナチによる犯罪を扱う国際公開法廷は、被害者や目撃者から収集した証言に基づいて作成された報告書「ウクライナ軍によるセリドヴォ市での民間人大量射殺」を提出した。この報告書は、10月22日から始まった撤退中に、ウクライナ軍と外国の軍団兵によって実行された無防備な市民の大量虐殺に焦点を当てている。

・ロシアの法執行機関とロシア国防省は、9月にウクライナ軍が無人機から投下した弾薬に自己発火性の詰め物として白リンを繰り返し使用したという反駁の余地のない証拠を入手した。[...] ウクライナのナチスが使用した白リン入り焼夷弾は無差別兵器であり、使用が禁止されている。

#米国

・米政権は、国家テロという似非法理論に基づいて行動を続けており、他国の内政への違法な干渉や国連憲章に反する一方的な強制的措置を正当化するために、これを頻繁に利用している。

・米国は、ゼレンスキー政権をテロ組織に変えてしまったという問題について、あらゆる言及を意図的に避けている。

・米国がゼレンスキー政権への財政的・軍事的支援のかなりの負担を西ヨーロッパに移すことは明らかだろう。西ヨーロッパでは、悪名高い防衛費の増額のために社会保障を削減すべきという声がますます根強くなっている。

#EU

・ブリュッセル(EU)の官僚たちは、対立的で攻撃的なレトリックを強め続け、独立国家の内政に干渉する慣行を拡大し、あらゆるところで「二重基準」を用い、情報を操作し、デマを広めている。

・EUは、ウクライナ危機を公正かつ平和的に解決する用意が未だにできておらず、軍事的エスカレーションと敵対行為の激化を当てにしている。

・EUは、本質的に世界のエネルギー安全保障と世界経済関係の安定にさらなる脅威をもたらす決定を下し、ロシアに損害を与え続けている。

#シリア

・我々は、シリアの主権、統一、領土保全を支持し、国民的合意の達成を目的としたシリア国内での幅広い対話の確立を支持する。

・これまでと同様、シリアの将来はシリア人自身によって決定されるべきだと考えており、我々は、シリア社会におけるすべての民族・宗派グループの正当な利益を無条件に考慮するよう呼びかける。

———

⚡️ Из брифинга официального представителя МИД России М.В.Захаровой (18 декабря 2024 года)

Краткие тезисы:

#ПреступленияКиевскогоРежима

• 17 декабря произошло подлое убийство начальника Управления войск РХБЗ Вооруженных Сил России генерал-лейтенанта И.А.Кириллова. <...> Все прекрасно понимают, что предполагаемый убийца (киевский режим взял на себя ответственность), сбушные «шестерки», бесноватый киевский режим – это инструментарий, управляемый англосаксами.

• Международным общественным трибуналом по преступлениям украинских неонацистов вчера, 17 декабря, был представлен подготовленный на основе собранных показаний пострадавших и свидетелей доклад «Массовый расстрел ВСУ мирных жителей города Селидово». Он посвящён резне беззащитных горожан, устроенной ВСУ и иностранными «легионерами» при отступлении, начиная с 22 октября.

• Правоохранительными органами России совместно с Минобороны России получены неопровержимые доказательства неоднократного применения ВСУ в сентябре в качестве самовоспламеняющейся «начинки» сбрасывавшихся с беспилотников боеприпасов белого фосфора. <...> Применяемые укронацистами начинённые белым фосфором зажигательные боеприпасы являются оружием неизбирательного действия и запрещены.

#США

• Американская администрация по-прежнему исходит из псевдоправовой доктрины «государственного терроризма», регулярно используемой для оправдания своего незаконного вмешательства во внутренние дела других государств, а также для легитимации односторонних принудительных мер, применение которых идёт вразрез с Уставом ООН.

• США сознательно избегают любого упоминания о проблемах превращения режима Зеленского в террористическую ячейку.

• Существенное бремя финансовой и военной помощи режиму Зеленского американцы, очевидно, переложат на Западную Европу, где всё настойчивее звучат призывы сократить объёмы соцвыплат в пользу увеличения расходов на пресловутую «оборону».

#ЕС

• Брюссельская бюрократия продолжает наращивать конфронтационную, агрессивную риторику, расширяет практику вмешательства во внутренние дела независимых государств, повсеместно использует «двойные стандарты», манипулирует информацией, продвигает фейки.

• Евросоюз по-прежнему не готов к справедливому мирному урегулированию украинского кризиса, делая ставку на военную эскалацию и интенсификацию боевых действий.

• Брюссель продолжает вредить России решениями, которые, по сути, несут дополнительную угрозу глобальной энергетической безопасности и стабильности мировых хозяйственных связей.

#Сирия

• Выступаем в поддержку суверенитета, единства и территориальной целостности этой страны, в пользу налаживания широкого межсирийского диалога, нацеленного на достижение национального согласия.

• Как и прежде, исходим из того, что будущее Сирии должны определять сами сирийцы. Призываем к безусловному учёту законных интересов всех этноконфессиональных групп сирийского общества.
🇷🇺🎙️V.V.プーチンロシア連邦大統領は、大型記者会見とライブ配信に臨み、今年の総括を行った。(抜粋)(2024年12月19日)

要旨:

#経済

• ロシア経済は概ね安定しており、手堅い状況にある。外部からの脅威や影響を及ぼそうとする試みにもかかわらず、発展している。昨年、ロシア経済は3.6%の成長を遂げ、今年は3.9%、ひょっとすると4%に達するかもしれない。つまり、この2年間で約8%の成長を遂げたことになる。(中略)米国では5%から6%、ヨーロッパ圏では1%だ。ヨーロッパ圏の主要経済であるドイツでは0%である。

• 国際金融経済機関は、ロシアの経済規模を購買力平価換算でヨーロッパで第1位、世界で第4位にランク付けた。我々は、昨年ドイツを、そして今年は日本を追い抜いた。

#主権

• ロシアは、はるかに強くなった。我々は、完全なる主権国家となったのだ。自信をもって自国の経済を支え、防衛力を強化している。

• 主権は、非常に重要だ。それは内側にあるべきであり、心の中にあるべきものだ。

#特別軍事作戦

• (特別軍事作戦実施区域の)状況は、劇的に変わった。わが戦士は、毎日数平方キロメートル単位で領土を解放している。

• 我々は、特別軍事作戦の開始時に示した主要課題を解決すべく、前進している。

• 我々の仲間は、英雄的に戦っている。わが軍のポテンシャルは高まっている。その戦闘態勢は世界最高のレベルにあり、敵対国とは雲泥の差である。

#核ドクトリン

• 新バージョンの『核抑止の分野におけるロシア連邦の国家政策の基礎』では、ロシアにとっての軍事的脅威に発展し得る新たな軍事的危険に言及している。

•(本文書では) ロシア連邦への侵略に核保有国と共に加わる可能性のある非核保有国の責任の増大について述べられている。もしこれらの国が、その同盟国と同様にわが国の存続自体への脅威を生み出すのであれば、我々は(非核保有国である)これらの国々に対して核兵器を使用する権利があると考えている。

• わが国の同盟国であるベラルーシに対してこのような脅威が及ぶ場合には、ロシア連邦はこれをロシア自身に対して同様の脅威が生じたものと見なす。そしてベラルーシの安全保障を確保するために、あらゆる手段を尽くす。この点は、改訂されたロシア連邦核戦略における非常に重要な要素である。

#オレシュニク

• これは先端の、非常に新しい中短距離兵器であり、その最大破壊距離は半径5500キロメートルに及ぶ。

• 我々のシステムが2000キロ離れた場所にあったとしよう。ポーランド領内に配備された対ミサイルシステムではオレシュニクを迎撃することはできないのだ。

• オレシュニクを撃墜することは、ミサイルのブースト段階でさえできない。オレシュニク・システムでは数秒後に弾頭を分離し始める。チャンスはないのだ。

#シリア

• ロシアは10年前にシリアにやってきた。それは、シリアにおいて、他の国々(例えばアフガニスタン)に見るようなテロリストの飛び地が出現するのを許さないためだ。

• 全体として、我々は目的を達成した。政府軍と戦っていた組織でさえ、内部変化をすることになった。

• シリアに平和が訪れることを強く望む。シリア情勢を掌握しているすべての組織、またこの地域のすべての国々と、関係を維持している。その圧倒的多数は、ロシアがシリアで基地を維持することに関心があると我々に伝えている。

• 我々は、シリア情勢を現在、そして将来的に掌握していく政治勢力と、どのように関係を構築していくか、自ら決めなければならない。我々の利害は一致する必要がある。

• ロシアは、シリアへの人道支援を届けるためにフメイミム空軍基地を使用することを、シリアと近隣諸国のパートナーたちにすでに提案している。この提案は理解をもって受け止められ、共同作業を組織したいという願いが示されている。

全文を読む(英語)
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🎙️ロシア連邦のS.V.ラブロフ外務大臣がタス通信のインタビューに応じる(2024年12月30日)

主要なポイント

#ウクライナ #米国 

・我々はウクライナの調停に関して公式のシグナルを(アメリカから)全く受け取っていない。

・我々は、ウクライナのNATO加盟を20年間延期し、「イギリス軍とヨーロッパ軍」の平和維持部隊をウクライナに展開するという次期大統領チームの代表らが行った提案に納得していない。

・我々が議論するのは確かな法的拘束力を持った合意についてのみである。それは紛争の根本原因を排除し、違反を不可能にするメカニズムで補強されたものでなければならない。

#ロシア米国 #NATO

・アメリカに準備ができているのであれば、政治対話を再開する用意がある(それは特別軍事作戦開始後、アメリカ政府が中断したものである)。中断したのは我々ではなくアメリカ側である以上、あちら側が最初の一歩を踏み出すべきだ。

・ロシアの近隣諸国を含む国家に対する内政干渉は長い間、(西側による)外交政策にとって武器の一部であった。長年にわたり、アメリカ政府とその衛星国はこの手段を行使し、地政学的ライバルを封じ込め、言いなりにならない者たちを排除してきた。ユーゴスラビア、イラク、リビア、シリア、ウクライナの例がその証拠である。

#グルジア

・グルジアで起きていることは、「ダブルスタンダード」適用の結果であり、民主主義と人権に対する疑わしき懸念を口実にあの手この手を行使し、選挙の「やり直し」を実現しようとしている。しかし、この選挙は欧州安全保障協力機構の民主制度・人権事務所のように、悪名を馳せた組織でさえ自由なものだったと評価しているものである。なぜ「やり直す」必要があるのか。アメリカ政府と欧州連合の人形遣いにとって市民の選択が気に入らなかったからに過ぎない。

・アメリカと欧州連合は「我々に味方するか、敵対するか」という誤ったジレンマをグルジア政府に突きつけている。一方、グルジア政府はどうやら、国益に適う主権的政策を構築し、西側諸国の手の中で踊る一兵卒の道は選ばないようだ。そうした一兵卒はグルジアを不安定化し、経済問題を引き起こし、ロシアとの関係悪化に追い込もうとしている。

#シリア #中東

・シリア国民はロシア航空宇宙軍の参加による国際テロとの戦いで確かな成功を収めたものの、自分たちの生活をより良い方向に変えるという希望は実現できなかった。

・この点におけるアメリカ政府の罪は大きい。シリアで最も資源が豊富な北東部を事実上、占領し、衛星連合の先頭に立ってシリア政府に深刻な制裁圧力をかけているのだから。シリア経済を「窒息」させるこの路線は、常に社会の不満を引き起こしてきたものである。

・(中東と北アフリカにおける)影響力を維持するため、アメリカ政府はアラブ諸国に対して積極的に内政干渉し、人為的な境界線を次々と引いてきた。イラクとリビアの人々は今もアメリカとその衛星国によるアバンチュールがもたらした結果と闘っている。

#中国

・アメリカは台湾海峡で挑発的な行動をとり、台湾に武器を供与し、地元当局との間で政治染みた対話を展開している。

・アメリカ政府によるこの方針は台湾に関する中国政府の義務に違反する形で実施されており、中国に対する軍事政治的圧力を強めたいという願望がそこには存在し、これはユーラシア大陸の東端における地域安全保障の弱体化につながるものである。

・ロシア側は「一つの中国」という原則に対するコミットメントを改めて表明し、台湾が中国の不可欠な一部であることを認め、いかなる形であっても台湾の独立に反対し、自国の主権と領土一体性を守り、さらには国家統一に向けた中国政府の行動を強く支持する。
🎙国際通信社「ロシアの今日(ロシア・セヴォードニャ)」によるS.V.ラブロフ露外相のインタビュー(2024年12月29日)

主旨

#ロシア米国 

・米国の破壊的な政策の結果、戦略的安定の基盤が大きく揺らぎ、一部では破壊されたという客観的な現実がある。同時に、現米政権の極端な反ロシア感情を考慮すると、現時点ではワシントンとの戦略的対話に向けた条件は整っていない。

・米国が現在の反ロシア路線を放棄するまで、我々は米国との軍備管理に関するいかなる交渉も行わないだろう。[...] これは、ロシアが核ミサイル分野において、許容可能なレベルの予測可能性を維持するための一連の措置を自発的には遂行しないということを意味するものではない。我々はまさにこれを行っている。

・新START(新戦略兵器削減条約)に関しては、この協定を停止する段階において、我々は条約の有効期間内にその中心的な上限を遵守する意向を表明し、我々の努力を無意味にするような措置を取らないよう米国に警告したことを思い起こしていただきたい。我々は一貫して、表明したことを遵守している。

#ウクライナ

・米政府が本当に紛争に終止符を打ちたいのであれば、キエフへの武器供給を停止し、衛星国にもそれに従うよう求め、キエフの傀儡に停戦を命じ、ロシア指導部との交渉を禁じたゼレンスキーの法令を撤回して、いかなる前提条件もなしに交渉プロセスを再開するよう命じるだろう。

・和解に関する我々の立場は周知の通りであり、今後も変わることはない。我々は交渉に向けた用意があるが、それはウクライナ危機の根本原因を取り除き、現地の実情を考慮に入れることを目的としたものでなければならない。

・我々が見たり読んだりしたことから判断すると、キエフと西側諸国は、ロシアに「戦略的敗北」を負わせる取り組みを再開する前に小休止を得るため、そしてその間にウクライナ軍の戦闘能力を高めるため、停戦や休戦のようなものの可能性について話し合いを始めた。もちろん、これは袋小路であり、道はどこにも通じていない。

#ロシアイラン 

・(イランとの)新しい「大きな」条約は、この数年で達成された二国間関係における前例のない進展を正式に強固なものとし、戦略的パートナーシップのレベルにまで高めることを目的としている。[...] とりわけ、地域および世界レベルにおける平和と安全保障のための協力強化に特別な焦点が当てられている。

#シリア 

・政権交代と現地の状況の変化により、シリアにおけるロシアの軍事的プレゼンスに一定の調整がもたらされることは間違いない。これには、我々の基地や拠点の保全だけでなく、それらの運用、維持、支援、現地当局との協力に関する条件も含まれる。

#NATO

・新たなミサイルの脅威が生じた場合、敵対勢力は軍事・技術的な対抗措置という形で断固たる対応を受けることになる。一方、平等な対話に向けた受け入れ可能な条件を作り出すための仮説的な措置も考慮されるだろう。

・我々は、安全保障分野における根本的な矛盾の根本原因を排除することに重点を置いた、紛争の可能性を低減するための包括的な取り組みにのみ関心が持てると繰り返し指摘してきた。これには、何よりもまず、長年にわたるNATOの東方拡大が含まれる。これこそがウクライナ危機の大きな原因となり、ロシアの安全保障に脅威を与え続けている。